英検5級のリーディングを徹底解説!合格ライン、難易度、大問ごとの出題傾向や勉強法など、この記事を読めば5級のリーディングがすべて見えるはず!
英検5級を受ける人は要チェック!
英検5級のリーディングは何が出る?配点は?
英検5級のリーディングは、大きく分けると「単熟語・文法問題」「穴埋め問題」「読解問題」の3種類の形式が出題されます。
それでは一つ一つ細かく見ていきましょう。
大問 | 内容 | 問題数 |
1 | 語句補充(単熟語) | 15 |
2 | 対話文の短文補充 | 5 |
3 | 並び替え問題 | 5 |
筆記試験はリーディング25問あり、問題もさまざまな形式のものが出ます。
試験時間は25分です。時間的には余裕があるので余裕を持って臨みましょう!
対策方法を一緒に学んでいこう!
英検5級のリーディングは何点取ればいい?合格ラインは?
英検5級の合格ライン
英検公式サイトによると、英検5級一次試験の合格基準ラインはCSEスコア換算で419/800となります。(※出典)
CSEスコアの計算方法は公開されていませんが、過去の傾向では素点で6割を超えれば合格に近づけるでしょう。
一次試験はリーディングとリスニングが合算されたスコアで判定されるので、合わせて6割を超えているのかをひとつの目安にしてみてください。
英検5級のリーディングはどんな問題が出る?対策は?
ここからはセクション毎に問題の内容やその対策を細かく見ていきましょう。
大問1対策(単語・文法)
大問1は、短い文章の間に( )が埋まっており、適切な語句を4つの中から選ぶ問題。単語・文法の知識が問われます。
過去の傾向を見ると、全部で15問のうち単熟語が12問程度、文法が3問という内訳が多くなっています。つまり、ほとんどが単語の知識を問う問題です。
もちろん文法も大事ですが、この大問が苦手な人はまず単語の学習を行いましょう。
大問2対策(対話文の短文補充)
対話の一部が( )になっており、適切な一文を4択の中から選ぶ問題。
もちろん文章の流れを読み取る必要はありますが、実は会話表現などの知識だけで解ける問題も1~2問含まれています。
基本的な熟語や会話表現はリスニングでも頻出なので、しっかり覚えるようにしましょう。
大問3対策(並び替え問題)
語句を並べ替え、正しい文章をつくる問題です。語句が4つ与えられ、そのうちの1番目と3番目の語句はどれかを選ぶような形式になっています。
コツとしては、とにかくまず主語と述語を判別することが重要です。日本語を見て「何がどうなる」「誰がどうする」を見分け、まずはS・Vの順で組み立ててあげましょう。
また、肯定文・否定文・疑問文の判別も重要です。疑問文のときは語順が変わるので要注意です。
とにかくまずはSVを見極める!
なお並べ替え問題は5問で、そのうちの1~2問は重要表現が含まれていることが多いです。
リーディングを効率よく勉強する方法って?
5級リーディングの勉強は、大きく分けると「単語」と「文法」の2つに分かれます。ここではそれぞれ具体的な勉強方法をご紹介します。
単語の勉強法
所説ありますが、英検5級で出題される単語の数は約500語と言われています。
数字だけみると多く感じるかもしれませんが、”I, you, he, apple, cat”などの基本的な単語も含めての500なので、実は大した数ではありません。
単語帳を用意する必要はないので、参考書や過去問に出てきた単語をすべて完璧に覚えるようにしましょう。知らなかった表現が出てきたら必ずその場で覚えるという心構えがあれば完璧です。
また、スペルだけではなく必ず発音も覚えるようにしましょう。一度は必ず発声(音読)することをオススメします。
文法の勉強法
何でもいいので英検5級用の参考書を1冊用意し、まずはしっかりと解説を理解し、問題もしっかり正解できるようにしましょう。
その際、ただ解くだけではなく、出てきた英文を音読するようにしてください。
音読学習は、読むスピードが上がるだけでなく、リスニングやスピーキングにも活きてきます。
音読をするかしないかで、今後大きな差が付きます!
まずは英検5級の過去問を解こう
まずは過去問を解いて自分のレベルを知ることから始めましょう。過去問は書店で購入するか、英検の公式サイト※出典にアップされている過去問を活用するのが良いでしょう。
自分のレベルや弱点を知ることができれば、おのずと対策法が見えてくるはず。しっかりと分析をしてみてください。自力では難しいという方は、さむらい英語塾のワンコインコーチングをぜひお試しください。