英検2級のライティングのすべてを解説!採点基準や勉強法など、この記事を読めば2級のライティングで高得点を取る方法が分かるはず!
英検2級を受ける人は要チェック!
英検2級ライティングの出題内容は? 何文字書くの?
英検2級のライティングは、与えられたTOPICについて自分自身の意見と理由を2つ述べるというもの。大まかな出題形式は準2級と同じです。
語数の目安は80~100語と、準2級と比べて倍近くの語数になっています。1つの理由ごとに3文ほど書く必要があります。
作文のテーマも準2級と比べて難しくなります。学校や私生活などの身近な話題だけではなく、社会問題・ビジネスについても扱われるので、アイディアを出すのが難しく感じるかもしれません。
ただ、2級のライティングでは理由を考える際に参考となる観点(POINTS)が3つ与えられます。(例:Cost, Culture, Environmentなど)
POINTSは使用しなくても問題ありませんが、ヒントとして積極的に活用しましょう。
ライティングの合格点は?時間配分が大事?
英検2級のライティングは内容・構成・語彙・文法の4項目。それぞれ4点で計16点満点のセクションとなっております。
合格/不合格は一次試験(Reading・Listening・Writing)のSCEスコアの合計で判断されますが、過去の傾向を細かく見てみると、ライティングの合格者平均点は80%前後と非常に高い水準となっています。(ちなみにReadingとListeningは60%台です)
満点も珍しくないぞ!
筆記試験の制限時間は、ReadingとWritingあわせて85分となります。
順番通りに解くとWritingは最後ですが、配点が大きいライティングが解き終わらなかった場合、不合格がほぼ確実となってしまいますので、時間配分はしっかり決めておきましょう。
ライティングの採点基準は?どうすれば満点を取れる?
次にライティングの採点基準を細かく見ていきましょう。
①内容
TOPICに対して自分の主張と理由を2つ、明確に述べられているのかが評価されます。2つの理由は、主張に対して直接的な理由であるかが見られますので、関係のない話や遠回しな理由は避けましょう。
②構成
英作文のルール通りに文章全体を構成できているか、文章が論理的に展開されているのかが評価されます。
文章全体の流れは、①作文のはじめに自分の立場を表明(Introduction)→②理由1→③理由2→④結論(Conclusion)の順番で書くようにしましょう。
理由を書き出す際には “First, ….” と
“Second, ….” といった分かりやすい表現を使いましょう。
文章を論理的につなぐコツとしては、逆接(however)、理由(this is
because~)、結果(therefore) というようなディスコースマーカーを使ってみましょう。
③語彙
スペルミスをしていないか、不自然な表現を使っていないかが見られます。そこまで高度な語彙を使う必要はなく、シンプルな表現でも問題ありません。
また、2級の場合はそこまで厳しくありませんが、何度も同じ語彙を使い続けると減点されることがあります。
④文法
文法や構文にミスがないのかが見られます。なるべく複雑な構文は使わず、シンプルな文章を書くことを心がけましょう。
ミスを減らすためには、作文を書いた後に見直しを徹底するのが1番重要です。普段の練習から見直しを心がけ、自分のミスのパターンを知っておきましょう。
シンプルでミスのない文章を心がけよう!
独学は難しい?添削指導を受けるのがオススメ
翻訳ツールや辞書などを使えばある程度の自己採点は可能ですが、自力で採点するのはなかなか難しいので、誰かしらに添削指導をお願いすることをオススメします。採点基準のうち「③語彙」「④文法」の2つであれば、英検に詳しい人でなくとも採点は可能です。
ただ、「①内容」「②構成」の2つは英検ならではの採点基準なので、英検に詳しくない先生から適切な指導を受けるのは難しいでしょう。
さむらい英語塾では、過去の傾向をもとにライティングの添削指導を行っています。4つの採点基準をもとに、ミスの指摘はもちろん、次回までにどんな勉強をすればよいのかの具体的なアドバイスまで丁寧にお送りしています。
ライティングで高得点を稼ぎたい方や、勉強法が分からない方、自分の現在地が知りたいという方は、さむらい英語塾の添削指導をぜひご利用ください。